今回の完成見学会は24坪の”平屋住宅”。ワンフロア生活を希望されるお施主様のこだわりが詰まった建物を期間限定で公開させていただきます。
建築までにお施主様がこだわった部分、ご希望をどのように間取りに反映したかなどを紹介させていただきますので、ご興味ある方はこのブログを読んでいただき、その上で完成見学会に参加くださいますとより理解が深まるかと思います。
皆さまのご建築の参考になれば幸いです。
【完成見学会日時】
■2月11日(土)-2月26日(日)
※見学期間は終了しております
【見学会開催場所】
※見学期間は終了しております
l プランニングコンセプト
今回の敷地は南道路区画となります。一般的に南道路区画のプランニングは玄関とリビングを南側に配置することが多いです。なぜなら南道路区画の最大のメリットは明るさが確保できることだからです。しかし一方で、明るさが確保できる南側にリビングや玄関を配置すると、道路側から人の目に触れやすいというデメリットがあります。
お施主様も人の目に触れやすいということを気にされておりましたので、できる限りプライバシーへの配慮をした間取りを望んでおりました。
パワーホーム青森ではお客様毎に営業担当と設計担当がつき、一緒になってお客様のプラン打合せを行います。今回は「明るさ&プライバシー」の2つの要素を実現するプランに取り組みました。
何度かお施主様とお打合せを行い、
- 東側に玄関を配置するプラン
- リビングに掃出し窓を設置しないプラン
で最終的に決定しました。
東側に玄関を配置すること、掃出し窓を設置しないことでプライバシー性をアップすることができました。掃出し窓を設置しないことによる明るさの確保は、横長窓や縦長窓、複数の窓を設置することで解消しています。白を基調とした内観も相まって、明るいリビング空間が完成いたしました。
お施主様邸となるため間取りの掲載ができないためイメージができず申し訳ございませんが、この機会に完成邸にて実物体験してみてください。
完成邸の写真は次回のブログで公開を予定しております。
l 動線へのこだわり
ワンフロアで生活が完結できる”平屋”。2階建てと違い階段の上り下りが必要ないだけでも動線の良い間取りとされていますが、今回はさらに生活しやすい空間を実現するため、間取りの配置にもこだわりました。
動線の中で考えたポイントは
- 「リビングダイニングキッチン」と「洗面室、浴室」の行きやすさ(家事動線)
- 「主寝室、WIC」と「洗面室、浴室」の行きやすさ(生活動線)
「リビングダイニングキッチン」と「洗面室、浴室」の行きやすさ(家事動線)
毎日の生活の中で、家事の時間は誰でも必要ですよね。できる限りその家事の時間を短縮(時短)したいと誰もが一度は考えたことがあるかと思います。今回は、そんな家事動線を考え、キッチンと洗面室、浴室が隣接する配置としました。
料理の隙間時間で洗濯機を回したり、朝であれば身支度を行ったりする際にリビングやキッチンから洗面室に通れる間取りが便利になります。
浴室には「浴室換気乾燥機」が標準設置されているので、洗濯した衣類を隣の浴室で干せることも動線がいいと言えますね。
「主寝室、WIC」と「洗面室、浴室」の行きやすさ(生活動線)
今回は”平屋”のため、もちろん1階に主寝室とWIC(ウォークインクロゼット)があります。朝起きて→顔を洗って→着替えて→出勤。この毎日の生活動線を良くするためには、主寝室、WIC、洗面室を繋げることで実現できます。
朝起きて(主寝室)→顔を洗って(洗面室)→着替えて(WIC)→出勤。繋げることで無駄にお家を歩く時間を減らすことが可能になりましたね。
今回は、主寝室に設置しているWICから洗面室に繋がる間取りとしています。毎日の生活をイメージしながら実物見学していただけると動線の良さをお感じいただけると思います。
家事動線と生活動線を良くすることでお家をグルっと廻れる”回遊動線”が完成!
LDKと洗面室を繋げた「家事動線」、主寝室と洗面室を繋げた「生活動線」、それぞれを実現した今回の間取り、実はお家全体がグルっと一周廻れる「回遊動線」となっています!「回遊動線」はできるだけ行き止まりがなく、家の中をぐるりと回れる為、リビングやキッチン、クロゼットなどの生活や家事の起点になる場所から各部屋へのアクセスがしやすくなります。
今回はLDK、洗面室、WIC、主寝室への動線を確保しているため、例えば
・【洗濯の家事動線】
洗濯(洗面室)→干す(浴室)→しまう(WIC)
・【朝の生活動線】
料理(キッチン)→朝食(ダイニング)→洗顔(洗面室)→着衣(WIC)
の動線がスムーズに行えます。もちろん玄関からはリビングと主寝室にも行き来ができるので、すべての場所への行き来が可能な間取りとなっています。
文章では伝えられない魅力がたくさん詰まった今回のお施主様邸、是非皆さま現地でご体感ください。